先走る

チャンピオンシップ(仮)のチケットをゲット。勝ちたい(仮)。


僕には幼馴染がいました。絵を描くことがとても好きな子でした。小さい頃から、彼女の描く風景だったり人だったりを僕が戯れに批評する時間は遠い出来事ですが今でも心に残っていて思い返せばすぐ甦る懐かしいものです。当時の呼称は恥ずかしくも確かryoちゃんでした。他の男友達から冷やかされたりして恥ずかしい思いもしましたが、それも含めてあの頃に戻れれば戻りたいと思います。
小学校卒業と同時に彼女は大阪の方に引っ越して行ったため疎遠になっていたのですが、最近こんな手紙にのぞみのチケットが同封され僕の元に届きました。
“ 絵を続けようかどうしようか迷っています。
  昔書いていたような気分で今描けているかどうか分かりません。
  私の絵の一番の批評家だったryoにもう一度見てもらって、
  あの頃と比べどんな絵になっているか率直な意見を聞かせて下さい。 ”
期日は、ちょうど一ヵ月後の週末です。
一人の人間の行く末を決めてしまう怖さがあります。
しかし、初恋の相手と十年振りに会う高揚感も同居しています。


そんな妄想をしました。
昨日の話し合いの際に何の脈絡もなく「あんた、服買いなさいよ。」と、言われました。
自称モード系の僕に向かって大きなお世話です。
好きな画家…草間彌生