世界の果て

ruicostaryo2004-11-27

定義はどうかも誰が決めるのかもわからないけど、もし決定権を有するのなら候補地の一つに数えられる犬吠崎の夜明けは人が暮らす今日一日分の活力を海から遠く離れた所にまで届くように風が強く間断なく吹き続けていた。
人類は海から生まれたことを否応なく実感する。理科の授業で習った時よりも能率の良い勉強だった。
少し寝て、市場近くの‘魚料理みうら’で昼ご飯を食べる。さんまもいわしもおいしかった。江戸前のネタを築地で寿司にして食べるのが高級コールガールだとするなら、さしずめ女子高生か。
目的を達したので、柏を経由して帰ることにした。道中は晩御飯がなかなか決まらなかったこともあり、夜明けに受けた風の甲斐もなく同行人とともにクリスピー。カリカリしてた。ドライバー選曲のガンダムSEEDコンピレーションアルバムが虚ろに流れてた。
泊まった健康ランドで鼻血が止まらなかった。シャレじゃなくて。三面記事になるのはゴメンだと何とか踏み留まった。