ぬはは

弟の引越しを手伝いに町田に行ってきた。良いものも悪いもの（１０９とハイレベルな歓楽街があった。どちらが悪くてどちらが良いのかの議論はしない）もあって装いは魔都の卵孵化待ちとも言うべき第二の新宿だった。じゅるり。
一通り終わった後、例によって噴いている叔父叔母の家で鶏鍋をつつく。トイレの壁にはニューフェイスの浮世絵（葛飾北斎作！）。世界は不均衡だ。羨望と嫉妬を感じる。不浄を済ませ、場に戻り浮世絵の話題を持ち出す。各人との知識を交換した上で大まかな浮世絵の特徴はこう判断した。
・発行部数が少ない（有名な絵師でも200枚以上刷ることは稀だったそうだ）
・ほぼ春画（ノーコメント）
・流通はアンダーグラウンド（売買には特殊なルートがあった。春画だし）
・海外での人気が高い（日本国内の相場は最も人気のあるオランダの１０分の１）
あれ？何かに似てる。