風が吹いていた

雪・雨・咲いた花など目に見える自然現象が作中で登場人物に浸み込む。心を動かされた彼か彼女の行動する指針となる。針が束となり、振り返ってみると一本の幹ができていた構成の物語は多い。
でも、風に置き換えて考えると無色透明なせいか風に吹かれて来た何かがきっかけとなる場合は多くても、それ自体が一さじのアクセントとなることは比べてみて少ないように感じる。
Windくらいかな☆