とある会社の禁話目録

ある社員と社長との会話を抜粋。一部語尾とかを改変。
伊丹市はねえ、マー君に巨人の坂本、(本名)くんの好きなライオンズの中島も出身なんだよ。」
「そうなんすか。すごいっすね。」
「あと、お天気の半井さんって分かる?」
「はい。私は結構好きです。」
「ああ、彼女も伊丹市出身なんだ。いいな!彼女は。スタイルもいいし。」
「分かります。何か関本のホームランみたいですよね。」
(ちょっと考え)「どういう意味かね?」
「社長の好きなタイガースで例えたんです。」
「ほう。」
「金本がホームランを打つのはいわば当たり前なんです。」
「ほうほう。」
「しかし、クリーンナップを抑え一息付いた後でホ−ムランを打たれたとしたらどうします?」
「なるほど。」
「あるはずのない所でのホームラン。精神的にもグッと来るのがNHKの19時半なんです。」
「ふむふむ。季節の変わり目だしこれから楽しみだな。」
「私は一年のうちで最もニュースが楽しみな季節です。
この会社に来て良かったことの一つは19時半に帰れる日があることです。」

社長は好きじゃないけど、今日は話が続いた(らしいよ、その社員は)。