最後の模試

ruicostaryo2005-04-24

どこから手を付けていいかすら分からなかった時期、手を付けすぎてお手付きだった時期を経て、オフサイドラインの駆け引きも少しは学んだつもりで今に至っている。
あと一時間で始まる死合の前はここが池袋とは思わないほど静かだ。前日入りの猛者もいるようだ。そう言えば、昨日はタタリの時期とは反対に特定の場所で不自然な人の多さを感じた。僕はエジプト人ではないし血もおそらく引いてないが、そのことは明らかだった。
新聞を読む者、単語集を開く者、携帯ゲームに走る者など参加者の行動はまちまちだ。だが、やはり最も多いのは教科書、聖典とも言うべきか自分達がこれから進む道かあるいはすでに決めた順序を再確認する意味でページをめくっている者達だ。
おいおい…予習は昨日のうちに済ませておけよとごちてみるが、すぐにそれも悪くないと思い直しバッグから取り出す。読んでいくうちに心が沸き立ってくるテキストは現存するかぎり数少ない。自身の手に入れたい問題を板書したルーズリーフは強い味方。考えてみれば、二乗×数百の組み合わせがある中同じとなるのは偶然に近い。ある意味当然か。加えてマーカーとサインペンに象徴される重要事項へのチェック無しは籠の中の青い鳥、自殺行為だ。
受験料は700円以上なら個人の裁量に任されている。僕の場合QMA聖地レートで500回以上の出費は覚悟しなければならないが、一切りとしてこれ以上の力試しはない。
いざ革命。見返してみたら、聖典には書いた覚えのある文が。男なのですが〜と続く文はたぶん。青いページに載っている辺り、スタッフの方は良く分かっている。
うん、始まる。いざ革命。
帰ってきたら寂しい。サンシャインでの開催、作家さんの質と規模の大きさなど会場が狭いことを除けば最も理想に近いイベントだった。ぶっちゃけスタッフになろうと思っていた。問い合わせをしたらもう終わりますとの答えが返ってきたのが終わりを知った理由だ。ただ、今後はサンクリが噴き出すと思う。足元が固まったら考えるかもしれない。
余談だが、ジハードの残滓だろうかサントロペ池袋には金剛賢者(QMAにおいてある意味人を捨てるほどの修練を積まなければなれない現時点での最強の称号を冠する者達)が5人いた。機械(他に呼び方がない)は12台。すごいね。
長らく先延ばしにしていた二者択一の命題に今日答えが出た。
結論、−それは帽子屋インサイド。やるドラダブルキャストサンパギータが好き)は惜しいが。