日本人でいる自信がない

ruicostaryo2005-08-11

週末海に行く予定だ。なので、体力を付けようと台湾と広東がちゃんぽんになった小皿料理の店に行った。とても美味しくてまた行こうと思った。ただ、一つ問題が。
福が逆さになった(天から落ちてくるって意味)オブジェを横目に入るとそこは中国。かつて巴里滞在一週間の内、10回も中国語で話しかけられた経験がある。予感らしきものはしていたが、やっぱり中国語で話しかけられる。これがシックス・センスか。ミニコースがおすすめと聞いていたので、冷たい反感も込め無言でメニューの箇所を指差す。何事か叫んだ後、問題なくウーロン茶が出てくる。どうやら伝わったようだ。まあ、指差すだけだしね。
つつがなく食事を楽しんでいると、日本人らしき集団が登場。「いらっしゃいませ。何名様ですか?」店員曰く。僕はいぶかしがる。これまで中国語(全く聞き取れなかったからおそらく広東)しか耳にしなかったのは単純な問題で日本語を話せないのだと思っていたのだから。そんなことないと8割方。写真は伝票。読めない。
事実は覆された。敵を欺くにはまず味方からと、かの孫子も残しているが僕は中国人すら欺けるらしい。別に敵じゃないけどね。特に日本人離れした服装もしていなかったし、他にどんな要因が考えられる?一人で行ったのが問題なのだろうか。
敢えて、北京語で「美味しかった。」と勘定を渡して去る。それまで嫌にレスポンスが悪かったのを気にしていた店員さんも納得してくれたようだ。次のオリンピックだし、チャン・ツィイーとの可能性を残す意味でも勉強しようかな、北京語。
お口直しの意味でも、明日は書類提出がてらメイド喫茶に行く。もう決めた。