有名人な一日

ruicostaryo2005-10-14

近くの大学に用がありラーメンでも食べて帰ろうかと思っていたが、込んでいたため踵を返そうとした時隣のシャッターが掛かったラーメン屋前で今の時代ありえないほどくっきりした茶髪が電話を掛けていた。忙しそうなのでそのまま通り過ぎた。
第二希望のレストランでは何回か見かけた青い目でやたらでかい集団がいた。今日までにすでに確信してたが今一つ勇気が出ず見送っていた。しかしながら、さっきと同じ轍を踏みたくなかったので拙く英語で話し掛ける。
“Excuse me,but could you tell me your name please?”
「英語勉強してるネ。ウマイネ。」
ペラペラだった。僕の英語よりも数段上手かった。日本生活が長いのは確かだが、英語ですら彼の母国語ではなく(母国語らしい)また言語を必ずとも必要としない職業にも関わらずだ。言語を覚えるのに最も必要なのはそれを使って自分は何をしたいかとイメージする力だ。
スイスはトルコか。厳しいが、スペインだって安心できない。ノルマに沿うならば、プレーオフを勝ち上ってくるレベルの国に完全アウェーで最低でも引き分けなければならない。日を追うごとに不安は増していく。
君は僕に似ている。