ちょっとデンマーク行ってくる


やっべ。


ボーナス支給された。お金をもらえるのは嬉しい。
ただ、本を読んだ後だとボーナスさえも日本的価値観の産物ではないかと考えてしまう。


会社の業績が夏・冬の特定の時期にぐんと跳ね上がることは、ごくまれにしかない。ほぼない。
それでも何でもらえるのだろうか。
ひねくれてるので、年収/12で単純に支給される場合と比べた経営者側のメリットを考えた。
・ボーナス支給分のお金を年二回の支給なら半年間払わないで済む点。
もらえる・払うはずのお金の流れを止めているだけで、片方にとってはプラスでもう一方はマイナス。
例えば、クレジットカードの1回払いに利息は掛からない。1ヶ月間借りている形になり、こっちの得。
・会社に対する帰属意識を感じさせられる点。
自分も少しは感じたことがある。ありがとう会社☆、みたいな。



海外ではそういう習慣はほぼない。
労働に対する対価を猶予されるのは、それだけで損だと考える人が多いからだろう。
それでもいいやって思ってるか、そういうことを考えてないのが日本人。
外資の企業でも日本の場合ではボーナスありかなしかを選べる。
それは、選べるのではなく選ばされているのだと思う。



公務員にもボーナスがあるのはおかしいって人がいるけど、それはピントがずれている。
何か契約取ったとかインセンティブなボーナスなのなら、公務員がもらうのは正しくない。
そうじゃない。公務員がもらったって別に構わない。
普通の人が普通に受け取るボーナスは、人件費を分配するタイミングと割合を変えただけなんだから。



日本的ボーナスを考えた人は、アウェイゴールを考えた人と同じくらい頭がいい。死んで欲しい。