時は過ぎ行く

永遠の野球小僧、清原和博選手の2000本安打達成に乾杯。
小さな頃からの憧れである彼が引退するまでには、自分に誇りを持てる人間になりたいです。
サークルの女の子が留学から帰って来たので、今日は渋谷で焼肉を。出掛けに昨日買った携帯が妹のものと機種・色までが一緒だったことを知り、「きもいっ!」と吐き捨てて出発。
いつもは埼京線で向かう道のりに変化を付けるべく、趣向を変えてバスに搭乗。座席を確保して空調も利いてるし、快適につつがなく平穏無事にハチ公様と謁見できるものと恍惚の時間をバスで過ごしていました。しかし、出掛けの言葉に対して妹明神様が怒ったのでしょうか。初めて使うバス路線なのになぜか見慣れた風景が視界の横を通り過ぎるようになりました。車も持っていないし、間違いなくこの車道は通っていません。幻術か?との電波的な考えも頭を掠めましたが振り払い、現実世界に戻り記憶を掘り起こしてみると確かにこの車道を通ったことはないけど「歩道」は辿った。と、思い返しました。
忘れもしない一年前に僕は大学の友人と就職内定(僕以外)のお祝い(僕以外)飲み会を横浜で楽しんだ後、品川から山手線(終電)に乗ったまでは良かったものの起きて辺りを見たら品川だったという状況に陥ったことがあります。目的地の池袋までなけなしの3000円で精一杯の原宿近辺までタクシーで。残りの道のりは、地理に疎かったこともありひたすら大きい道を北へ北へと向かった覚えがあります。なぜかスーツと革靴だった上に、気温が25℃ほどあった熱帯夜だったこともあり、4:45に我が家のドアを開いたときは充実感で胸が一杯でした。その時通った道である明治通りをバスは走っていました。充実感を味わう前の悶々とした気持ちを思い出し気分が沈みました。妹は怒らせるものではありません。バチが当たります。
渋谷に着きハチ公様への謁見時間にはまだ間があったので、大明神様のリクエスト(1.ラツィオ2.マンチェスター・シティ3.セルタ)に答えるべくユニフォームを探しにカンピオーネへ。1と3はともかく強くもないシティなんて見つからねえよ(崇りが怖いので中傷は控えめに)と一人ごちながら店内に入りましたが、何といきなり水色のリクエスト2を発見!即購入。これで怒りも鎮められればと祈りつつ、ハチ公様との謁見を済ませました。いざ集合し焼肉です。
げんか屋(Value for moneyの焼肉屋)での主な話題は内輪なので詳しい内容は伏せますが、あまり食欲が進まなかったくらい雰囲気を美味しく頂けたこと。彼女のものに対する意見は、実体験というぶっとい肉が付いて新鮮でリアルだったと言うことは申し上げておきます。
来れなかった子の職場(雑貨屋)を冷やかし遅れて集合した彼の家(田端付近)でしばしの歓談の後、会はお開き。気が付いたらみんな(でもないけど)次の方向に歩き出し、今度会えるのはいつか分からない位離れ離れの状況になってしまったけどそれぞれがベクトルを少しでも伸ばしていけば次に会った時も笑えて会えると思います。
センチな夜は特別サイズです。明日からは、さらっとしたいです。